長女は知合い税理士に相続税の計算をしてもらう事にしました。そしたらその提出された試算額を見てびっくりしました。相続税の合計額は2000万円近くになるということです。父の残した遺産は自社株や仕事で使用していた倉庫など、すぐに換金できる資産ではなっかたため、長女が相続税を支払うのに非常に苦労をしました。
もし最初の相続のとき妻が40%、子が60%を相続していれば、少なくとも1250万円程度は安くついたであろうということでした。当初、妻が相談した専門家は一次相続の金額にばかりに気を取られ、二次相続の問題を完全に考えてはいなかったのでしょう。相続財産が平均5億円程度になる都市近郊の地主さんの 場合は、適切なアドバイスで1億2千万円程度以上の差がつきます。