5年後にそのアパートメーカーの別の営業マンVが訪ねてきました。そのVは今までの担当だった営業マンYは転勤になったとかで、今後はその営業マンVが担当になるということだそうです。
「ところで…」営業マンVが最初に出した言葉にAさんはびっくりしましたまさに寝耳に水でした。
営業マンV 「ちかじか契約の更新時期ですので、借上げの家賃を近隣の賃貸需要も見直しまして△△万円というところでどうでしょうか…」
Aさん 「は?、何の事ですか」
営業マンV 「あのっ、契約更新が近いから、再度契約の場合は、この家賃ならうちで借上げますっていうことです!」
Aさん 「そんな話は聞いてません。 お宅のYさんはこの場所だったら30年間はいい条件でうちが借上られますって言いましたよ。だからお宅と契約したんですから。それをたった5年で契約更新なんてどういうことですか?!」
営業マンV 「それは少し話がちがいますね~。ほら、この契約書のここに書いてあるじゃないですか。経済状勢等を考慮のうえ5年ごとに甲・乙が協議を行い継続していくって。」